発酵食品の魅力を発信 青谷の酒蔵で「野良市」

 農業と発酵食品の魅力を知ってもらうイベント「野良市」が、鳥取市青谷町大坪の酒蔵で開かれた。発酵食品を扱う店や農家が出店したほか地酒の飲み比べなどもあり、来場者は目当ての商品を見定めながら手に取っていた。

 イベントを通じて農産物や発酵食品が作られる背景や魅力を知ってもらおうと地元住民の有志が開催。鳥取県東部や島根県雲南市から13事業者が出店し、みそやパンといった発酵食品、イチゴやキュウリなどの農産物などが販売された。

 このうち、地酒の量り売りコーナーでは、その場で飲み比べができるスペースも用意され、みそや塩こうじを使ったおつまみとともに、種類ごとの味や香りの違いなどを楽しむ来場者の姿があった。

 鳥取市湯所町1丁目の自営業、飛田俊彦さん(44)は「地酒でも香りやコクがそれぞれ違って楽しい。おいしそうな商品がたくさん並んでいるので、いろいろ買って帰りたい」と話した。

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