子どもたちが横並びで田植え 琴浦町で「あぐりキッズスクール」

 JA鳥取中央(上本武組合長)が管内の小学生に農業体験の場を提供する「あぐりキッズスクール」(新日本海新聞社特別後援)が10日、琴浦町釛の水田で開かれた。子どもたちははだしで田んぼに入り、泥の感触を楽しみながら苗を手植えしていった。

 田植えは、同JA青壮年部琴浦支部が管理するもち米の水田約10アールで実施。湯梨浜・北栄・琴浦クラスの小学生と保護者ら約30人が参加した。

 子どもたちは同支部員に植え方を教わると、目印のロープに沿って横並びで田植えを開始。秋の収穫を楽しみに、顔まで泥だらけにしながら一本一本丁寧に植え付けていった。

 浦安小4年の出来奈美さん(9)は「泥が冷たかったけど、だんだん慣れてきて楽しかった。元気においしく育ってほしい」と笑顔で話した。

 同クラスでは10月に稲刈りとはでかけを行い、11月に収穫したもち米を調理して食べる。(伊垢離真奈)

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