佐賀県武雄市在住の陶芸家、葉山有樹さんの作品展「千年の華 葉山有樹展」(28日~6月2日)が米子市西福原2丁目の米子天満屋・4階催場で開かれる。入場無料。
開幕を前に、葉山さんが20日、同市両三柳の新日本海新聞社西部本社を訪れ、出展作品「創世神話の神々壷」「万花彩香炉」などを紹介。「歴史や先人の生き方を学ぶことをテーマとし、作品の背景にある普遍的な物語と、内側にある魂を形や文様で表現している」とPRした。
同展では、有田市で焼成された磁器に、季節をイメージした配色や、世界でもまれに見る、優雅で細密な文様描写の力作約60点を展示する。会期中は連日、葉山さんによる絵付け実演を予定(最終日を除く)。
葉山さんは「自然豊かな山陰に住む、感受性豊かな子どもたちにも楽しんでもらいたい」と語った。