若桜鉄道愛あふれる 撮り鉄3人の作品ポストカードに 八頭町観光協

 若桜鉄道を撮影している八頭、若桜両町内のアマチュアカメラマン3人の作品を八頭町観光協会がポストカードにして発売した。若桜鉄道愛にあふれる「撮り鉄」の夢を実現した作品で、まとめ買いするファンも現れている。

 3人は普段から同鉄道をモチーフに鉄道写真を撮影しており、同協会が「自分たちの撮影した写真がポストカードになれば」という3人の夢を実現しようと企画した。沿線の色鮮やかな花に囲まれて走る列車の写真やスズキの大型バイク「隼(はやぶさ)」をデザインラッピングした列車が雪中を走行する写真など、過去に撮影された約100枚の中からよりすぐりの20枚を商品化した。

 1枚150円で売り上げの一部は同鉄道に支払われる。郡家駅構内のぷらっとぴあ・やず、道の駅はっとうなどで発売したところ、10枚以上まとめ買いする鉄道ファンもいるなど、ひそかな人気を集めている。

 同協会は土産品の新定番にと期待を高め、中村裕司事務局長は「四季ごとに沿線のさまざまな箇所で撮影してもらった。乗車の記念に手に取っていただき、再訪のきっかけになれば」と期待する。

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