日韓文化学び友情育む 亨碩高生ら、鳥取敬愛高を訪問 国際交流協約を締結

 韓国・忠清北道の亨碩(ヒョンソク)高のキム・ビョンギ校長と生徒らが22日、鳥取市西町1丁目の鳥取敬愛高(倭島慶吾校長)を訪れ、学術研究や文化活動で両校の交流を図る国際交流協約を結んだ。交流会で両校生徒がダンスや歌を披露しあったほか、共に授業を受けるなどして交流を深めた。

 調印式で倭島校長は「両国の文化を深く学び理解することで友好の架け橋になれば」と話し、協約を歓迎。キム校長は「温かく迎えていただいた。友情と教育が育まれることを願う」と喜んだ。

 交流会で鳥取敬愛高のダンス部員によるダンスと同校で空手を指導している宇佐美里香さんが空手演舞を、亨碩高の生徒もダンスと歌を披露した。亨碩高の生徒らはグループに分かれて5科目の授業に参加し、翻訳アプリや身ぶり手ぶりで会話に花を咲かせた。

 保育家庭科の授業で折り紙に挑戦した亨碩高1年のイ・ジスさん(16)は「日本の友達に会えてうれしかった。丁寧に教えてくれたし、今後も交流していきたい」と話した。

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