入選作31点決まる 麒麟のまち鳥取市展、6月1日開幕

 鳥取市は29日、鳥取県東部と兵庫県北但西部の1市6町を対象にした「第64回麒麟(きりん)のまち鳥取市美術展」(鳥取市、麒麟のまち鳥取市美術展運営委員会主催、新日本海新聞社特別後援)の審査結果を発表した。市展賞に8部門から19点、協賛賞に9部門から9点、18歳以下を対象にしたユース賞に3部門から3点を選んだ。応募作品は6月1日~8日、同市東町2丁目の県立博物館で展示する。

 1市6町の麒麟のまち圏域の在住者や、鳥取市内に通勤通学する中学生以上を対象に作品を募集。日本画、洋画、書道、デザインなど9部門に264点の応募があった。

 洋画部門では3人が市展賞を受賞。川戸宏司さんの「姉泊海岸」は、審査員から「画面全体に透明感があり、細部までしっかりと表現されている」と評価された。

 入選作品178点のほか、審査員や無鑑査作家の作品79点も展示される。6月14日からは同市の市歴史博物館やまびこ館で、全入賞作品を展示する。 市展賞の受賞者は次の通り(敬称略)。

 書道=花木陽子、金沢順子、沢田明花、岡村抱寿▽日本画=古田啓子、長砂稲令▽洋画=中本紀子、皆川裕子、川戸宏司▽デザイン=岩永輝也、西脇杏音▽写真=田中久隆、渋谷易代、前田真一▽工芸=原田淳子、中川邦子▽版画=山村和弘▽自由=ハルカ、ブロ ステファノ

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