牧場公園 来園600万人 鳥取の家族に子牛命名権

 開園31年目を迎える県立但馬牧場公園(新温泉町丹土)の来園者数が31日、600万人に到達し、節目の来園者に記念品が贈られた。

 同園は自然や動物との触れ合いを提供し、都市と農村の交流を促す施設として、県などが1994年に整備。但馬牛を飼育し、関連情報の発信に努めている。2018年9月に来園500万人を達成していた。

 600万人目となったのは、鳥取市円護寺から来園した村松律希ちゃん(4)、母親のあかりさん(34)、祖母の中本美恵子さん(55)。西村銀三同町長らが町内宿泊施設のペア宿泊券や26日に同園の牛舎で生まれたばかりの雄の子牛の命名権などの記念品を贈った。

 「牛さんが見たい」と、初めて同園を訪れた律希ちゃん。あかりさんは「但馬牧場公園は近くてちょうどいい。600万人目ということで、びっくりしている」と笑顔。子牛には「律(りつ)」と命名し「時々様子を見に来たい」と話していた。

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