「世界に誇れる仕事」 加登脇建設(琴浦) 会場で難工事に挑戦 斬新デザインの休憩所 大阪・関西万博

  • 加登脇建設が施工した休憩所。波打つような形状のパーゴラが特徴(同社提供)

 大阪・関西万博の会場に設けられた斬新なデザインの休憩所が、注目を集めている。出展各国が発注するパビリオン建設を除くと、中国地方の業者で唯一、会場整備を受注した加登脇建設(琴浦町徳万)が挑戦し、難工事の末に完成させた。加登脇慎一専務(38)は「鳥取県を代表するつもりで挑み、世界に誇れる仕事ができた」と胸を張る。

 休憩所は会場中心にある「静けさの森」に隣接。周囲は緑に囲まれ、トイレやイスラム教徒(ムスリム)向けの祈祷(きとう)室を併設している。設計コンセプトは「多様な他者と共にある広場」。総面積約1500平方メートルのうち約1千平方メートルを、波打つような形状をしたパーゴラ(日陰棚)が覆っている。

残り 482 文字
このページは会員限定コンテンツです。
会員登録すると続きをご覧いただけます。
無料会員に登録する
会員プランを見る
会員登録済みの方
この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事