水道水ができるまで 施設見学会 集水やろ過、興味津々

 水道事業や仕組みへの理解を広める水道週間(1~7日)に合わせ、鳥取市横枕の江山浄水場で4日、水道施設見学会が開かれた。参加した28人が施設見学や非常用給水の体験を通じ、水道水供給の仕組みや浄水場の役割に理解を深めた。

 同市水道局の職員が、水道水が同市内を流れる千代川の伏流水から集水され、ろ過や水質調整などを経て供給される過程を紹介し「集水してから約50分で、蛇口から出る水道水になっている」と解説した。施設見学では、普段見ることのできない直径約1・3メートルある水道管や、汚れを取り除く大規模なろ過設備が公開され、参加者は興味津々の様子だった。

 醇風小6年の市田和花さん(11)は「飲める水にするのは簡単じゃないと分かった。思っていたより毎日たくさんの水が使われていたので大切に使いたい」と話した。

この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事