2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロを目指す倉吉市は、市民に環境保全意識を高めてもらおうと「くらよし環境カレンダー」を作成した。「萌(も)えキャラ」やクイズを掲載するなど「とっつきやすさ」を重視した内容で、担当者は「家庭や職場で環境について話し合うきっかけにしてほしい」と話している。
環境省が地球温暖化防止に向けて推奨する「クールチョイス(賢い選択)」公式キャラクターの「君野イマ」と「君野ミライ」を起用し、カレンダー機能に加え、月ごとに市のマスコット「くらすけくん」が出題するエコクイズや、毎月のエネルギー使用量を記入することで二酸化炭素の排出量を計算できる「環境家計簿」などを掲載している。
制作した市環境課の宮脇和馬係長は「カレンダーをきっかけに、親子や同僚などと環境について話し合ってもらえれば。夏休みの自由研究にもぴったり」と活用を呼びかけている。
カレンダーは市役所第2庁舎内の環境課で配布しているほか、市のホームページからダウンロードできる。