初回からのポスターずらり 祭り機運盛り上げ きょうから50周年記念特別展 がいな祭

 8月19、20両日に米子市で開催される「第50回米子がいな祭」(同祭振興会主催、新日本海新聞社特別後援)に向けて、50周年の節目を記念した特別展示が15日、イオン米子駅前店(同市末広町)1階吹き抜け広場で始まる。歴代の同祭ポスターなど半世紀の歴史を振り返る資料計約70点が展示され、一足早く市民らの祭り気分を盛り上げる。8月20日まで。

 第50回特別実行委員会は、祭り前の式典▽祭り中のイベント▽祭り後の記念誌発行-の3本柱で記念事業を進めており、特別展示は米子城形バルーンの“築城”イベントとともに祭り期間中にも実施。祭りの歴史に触れることで理解や関心を深めてもらい、祭りを未来につなげようと企画した。

 会場のパネルには1974年の第1回から今年の第50回までのポスター41枚がずらり。がいな太鼓が誕生した第2回やがいな万灯が初登場した第13回などのポスターが目を引き、当時の祭りの熱気を伝えている。このほか過去の祭りの写真や50周年記念で製作された花火の模擬玉、米子ガイナックスの赤井孝美氏が手がけた同祭オリジナルイラストなどが並び、万灯も展示される予定。

 29日にはJR米子駅南北自由通路「がいなロード」の開通に合わせ、会場で米子がいな太鼓演奏会も開かれる。同実行委記念事業担当の松浦啓介部長は「それぞれの時代に皆さんの思い出がある。ぜひ懐かしい資料を楽しんで、第50回への機運を高めてほしい」と話した。

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