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生きやすい社会へ ホームレスクリスマスパーティ

2017年12月30日

 「大阪ホームレスクリスマスパーティー」が、大阪市北区の市中央公会堂で開かれた。ホームレス当事者をはじめ、多くの一般参加者やボランティアが集まり、舞台の鑑賞や食事を囲むなどし、楽しいひとときを過ごした。

クリスマスパーティーを楽しむ参加者ら=大阪市北区の市中央公会堂

 パーティーは当事者らで構成する実行委員会と、自立を後押しする認定NPO法人ビッグイシュー基金が主催して24日に開催。クリスマスの楽しい雰囲気を感じてもらおうと、今年で9回目となる。

 当事者50人と、子どもを含めた一般参加者約80人のほか、ボランティアやスタッフが集まった。

 愛知県豊田市を拠点に活動する「劇団・笑劇派」の笑いと人情を交えたオリジナルの公演を楽しんだほか、大喜利ゲームにも参加して会場を盛り上げた。路上でしか購入できない雑誌「ビッグイシュー日本版」の特別販売も行われた。

 今年のパーティーのテーマは「笑い」で、実行委メンバーで当事者の吉富卓爾(たくじ)さん(47)は「人間誰しも悲しむことより、笑って一日を終わりたい」と説明。同基金の佐野章二理事長(76)は「ホームレス状態の人は排除や差別され、貧困におとしめられる。生きやすい社会をつくっていきたい」と話した。