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「十日戎」のさい銭勘定始まる 今宮戎神社

2018年1月13日

 大阪市浪速区の今宮戎(えびす)神社(津江明宏宮司)で12日、年頭の祭礼「十日戎」(9〜11日)で集まったさい銭の勘定が始まった。前日の「残り福」から一夜明けた拝殿で「賽物(さいもつ)勘定始奉告祭」が執り行われ、従事する銀行員らが神前に勘定作業の開始を告げた。

拝殿でさい銭の一部を勘定する銀行員=12日、大阪市浪速区の今宮戎神社

 早朝の奉告祭には、池田泉州銀行の行員が参列。神職のおはらいを受けた後、積まれたさい銭の山を前に手際よく札勘定を行った。

 中には板垣退助が描かれた旧百円紙幣や、「11104(いい年)」「4129(よい福)」「2951(福こい)」といった語呂合わせの額面で願を懸けた小切手も数多くあった。

 同神社広報によると、今年の3日間の参拝者数は約91万人。悪天候の影響で昨年より約4万人減となったが、縁起物は例年とほぼ同数が出ている。

 同神社は「代替わりで初めて参拝された方や、一人でたくさんの縁起物を買い求められた方が多く、前向きな新しい時代の幕開けという手応えがあった」と話した。

 集計作業は今月末まで続き、総額は例年並みの約4600万円に上る見込み。