大阪ニュース

天神祭月間スタート 大阪天満宮で厳かに神事

2018年7月8日

 天神祭の開幕を告げる七夕の神事が7日、大阪市北区の大阪天満宮で執り行われ、船渡御や奉納花火がある25日まで続く“天神祭月間”がスタートした。西日本の広範囲で降り続く記録的な大雨のため、予定していた一部行事を中止したものの、神事では関係者らが心を新たにしていた。今後、19日間をかけて各地で多彩な行事が実施され、浪速の夏を盛り上げていく。

参列した関係者を前に、鈴はらいをするみこ=7日、大阪市北区の大阪天満宮

 “天神祭月間”は、室町時代には七夕の日に天神祭が行われた記録があることから、7日を基点とし、本宮に当たる25日まで祭りを楽しもうと関係者らが打ち出している。本殿では「天満天神七夕祭」の神事が、厳かに斎行された。

 大雨の影響で、地元の天神橋筋商店連合会が主催する恒例の「星愛七夕まつり」は中止。祭りをPRする「天神天満花娘」や、「織り姫」と「ひこ星」役の地元小学生らが先導し、商店街を練り歩くパレードも行われなかった。

 激しい雨が降る中、本殿では関係者ら約70人が参列し、おはらいや神楽の奉納などの神事が執り行われた。

 天神祭がある夏の代表的な食材であるハモの奉納は、昨年に引き続いて実施。徳島県産品の認知度や消費拡大を目指し、漁協などでつくる「徳島の活鱧(はも)ブランド確立対策協議会」が、新鮮なハモの骨切りの実演を披露し、神前に供えた。

 いよいよ祭りの開幕を迎え、参列した講社連合会の森本幸一会長(68)は「今年は平成最後のお祭りになる。全講社が一丸となって盛り上げていきたい」と意気込みを新たにしていた。