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乳幼児抱える母親ら50人 地震災害への心構え学ぶ

2018年7月10日

 乳幼児を抱える母親に地震災害への備えをしてもらうイベントが大阪市西淀川区千舟2丁目の在宅サービスセンターふくふくで開かれた。「備災」講座を全国で開くスマートサバイバープロジェクト特別講師、かもんまゆさんが、親としての心得を指導。大阪府北部地震を体験した母親の不安に応えた。

乳幼児の母親に備災を呼び掛けるかもんさん(右)
親子で学べる防災の絵本

 かもんさんは、日ごろ使う「ママバック」にマスクやペットボトル飲料水を入れて防災仕様にする工夫を提案。備蓄食料について「乳幼児は食べ慣れていない物を食べない。好きな物を備蓄して」と呼び掛けたほか、親子で防災知識を深められる絵本として『クレヨンしんちゃんの防災コミック』『じしんのえほん』を例示した。

 緊急地震速報のチャイム音については自分を守り、子どもを守るために行動する「ゴング」だと訴え、「ママがしっかりしていれば守れる命がある」と強調。「地震の話をすると、子どもは怖がる」と近況を語った母親に対し、かもんさんは「自分をリラックスさせなければ子どもに優しくできない」と助言した。

 イベント開催に協力したNPO法人にしよどにこネット代表の福田留美さんは「地震が再び起きればどうしようという不安があると思う」と受講者をおもんぱかり、1歳児の母親は「地震発生時は子どもと2人で、ヒヤッとした。子ども中心に備蓄したい」と話していた。

 イベントは「防災ママカフェ@にしよどがわ」と題して4日にあり、0〜4歳児を連れた母親ら約50人が受講した。