倉吉の街並み繊細に表現 百花堂 竹内ロウさん水彩画展

 鳥取市在住の水彩画家、竹内ロウさん(65)の作品展「倉吉ノスタルジアvol3」が、倉吉市宮川町のコミュニティプラザ百花堂で開かれている。竹内さんの出身である明倫地区や白壁土蔵群などの街並みが繊細に描かれ、来場者の関心を引いている。22日まで。

 竹内さんは東京からUターンし、元漫画家のキャリアを生かして水彩画家に転身。制作意欲は旺盛で、鳥取、倉吉両市などで個展を開いている。今展にはほぼ新作の約30点が並ぶ。

 イカスミ顔料を使用したセピア色の作品3点も展示。竹内さんは「倉吉はセピアに映る」と言い、赤いポストがアクセントになっているセピア色の白壁土蔵群の作品が目を引く。

 交流サイト(SNS)で竹内さんのファンになったという伯耆町の岩田峰太郎さん(63)が道案内した皆生海岸や大山など県西部の作品も登場し、来場者を楽しませている。

 17日午後3時から、ミニコンサートがある。

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