小中学生が学校での課題や解決策を話し合う「楽しく安心な学校づくりサミット」が、日吉津村日吉津のヴィレステ日吉津で開かれた。米子市と日吉津村から81人の児童生徒が集まり、各校の取り組みや成果を話し合いながらより良い学校づくりの道を探った。
同サミットは2016年に始まり、コロナ禍を経て3年ぶりに開催。グループに分かれ、安心安全で楽しい学校づくりをテーマに話し合った。
話し合いでは、「コロナでできなかった他学年との交流や制限されてきたことをみんなで一致団結してする」「伝統をそのまま再現するのではなく、自分たちの手で新たにつくる」などの案が出された。
「学んだたくさんのことを生かして、学校だけでなく地区や市内全体を良くしていきたい」と佐藤杏梨さん(11)=福米東小6年。湊山中3年の小林暖さん(14)は「目標が同じでもいろいろな意見があり、共有できて良かった」と話した。