鳥取城北高ダンス部が快挙 2年連続 全国3位 ダンスドリル選手権 ヒップホップ男女混成部門

 鳥取城北高(鳥取市西品治)ダンス部のチームが、7月28~30日に東京であった「全国高校ダンスドリル選手権大会」のヒップホップ男女混成部門少人数編成で3位に輝いた。強豪が集う全国大会で2年連続3位の快挙に、生徒たちは喜びをかみしめている。

 ダンスドリルとは統率されたダンスの総称。ジャズ、ヒップホップ、チアなど16部門があり、約2分間の演技で完成度や振り付けを競う。全国大会には183チームが参加した。

 部内でオーディションを行い、3年の鎌谷直緒さん、水本凜さん、井手口乃愛さん、藤原有花さん、2年の坂本廉さん、浜田彩羽さん、1年の山本凜音さん、中原璃子さん、福島優葉さん、村口遥さんの計10人でチームに。音楽は2曲あり、振り付けを担当した坂本さんは「1曲はきれのある動き、もう1曲は個々がたくさん位置移動をしつつ一体感も出して、見る人があっという間に感じるような演技を目指した」と話す。振り付けをしっかりそろえることを特に心がけて、練習に励んだ。

 5月に岡山市であった中国・四国予選を勝ち抜き、全国大会に出場。「何があっても楽しむ気持ち」で臨み、審査員や会場を埋めた観客に思い切りアピールする演技でやりきった。他チームのレベルの高さを感じていただけに、成績発表時は「夢かと思った」というメンバーも。全員が涙し喜んだ。

 創部4年目にして全国大会で活躍を見せる同部。1、2年生は「ダンスは作品ごとに評価が変わるが、当たり前に入賞できるようレベルアップしたい」「先輩たちの思いを引き継ぎ頑張りたい」と意気込む。3年生は「さらに上を目指してほしい」と、次の大会に向けて夢を託した。

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