倉吉市上北条地区社会福祉協議会(長柄稔会長)は、上北条小の児童と一緒に配食ボランティアを行った。5~6年生の7人が参加し、地域の高齢者30人に弁当と笑顔を届けた。
同協議会では月2回、独り暮らしの高齢者などへ弁当を届ける「ふれあい給食」サービスを実施。児童の参加は新型コロナウイルスの影響で4年ぶり。
児童は6班に分かれ、ボランティアと一緒に配達。「暑いので体に気を付けてください」と声をかけながら、弁当に手書きのメッセージカードを添えて手渡した。弁当を受け取った高齢者は「楽しみにしていた。元気な姿が見られてうれしい」と目を細めた。
6年生の向井陽希(ようき)君(11)は「8軒訪問したが、全員に『ありがとう』と喜んでもらえてうれしかった」と話した。