広報の書き方学ぶ 市職員対象に新聞講座

 日本海新聞の「社会人のための新聞講座」が25日、境港市上道町の市保健相談センターで開かれ、市職員約30人が新聞の活用の仕方や広報文の書き方などについて学んだ。

 新日本海新聞社西部本社読者センターの松田光博記者が多様化するメディアの現状や、インターネットと新聞の違いなどを解説。「俯瞰(ふかん)的、一覧性が特徴の新聞は興味がない情報も目に飛び込み、情報の幅が広がる」と述べ、見出し、リード、本文の順で飛ばし読みをして世の中を動向をつかむ活用方法を伝えた。

 続いて、同本社の沢田圭太郎総局長が、同市のプレスリリースと新聞記事を例に、行政広報の工夫と分かりやすい表現を具体的に指南。「5W1H」を明確化した平易な文章を基本に、「何がニュースかを常に意識し、強調したいポイントを見出しにしてみてほしい」とアドバイスした。

 市生涯学習課の松本麻美さん(30)は「時間がない時でも新聞に目を通すようにしたい。文化イベントを担当しているので、プレスリリース作りの参考になった」と話した。

この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事