初の「夢みなと朝市」 境港 水産業を発信、ステージも

 海産物を使った食品やスイーツ、雑貨などさまざまなジャンルの店が集まる「さかい夢みなと朝市」が30日、鳥取県境港市竹内団地の夢みなと公園で始まり、お気に入りの商品を買い求める家族連れなどでにぎわった。1日まで。

 水産業を中心とする地域産業を発信し、海辺の公共空間ににぎわいを創出しようと境港青年会議所(JC)が初めて開催。49店舗が出店し、ステージでは境港大漁太鼓の演奏やライブが繰り広げられた。

 地元水産加工会社は、海産物を使った竜田揚げやコロッケなどをその場で調理して提供。うどんやお好み焼きなどの人気店も出店し、来場者は用意されたテーブルで味わっていた。

 境港総合技術高(同市竹内町)の食品・ビジネス科3年生は、境港サーモンを有効利用するため地元企業と開発した南蛮漬けを試験販売。ブースの前に行列ができる人気ぶりだった。

 家族4人で訪れた境港市幸神町の公務員、川田泰伯さん(51)は「お祭りのようににぎやかでいい。いろんな食べ物があり子どもたちも喜んでいる」と満喫。境港JCの岡空聡理事長は「何らかの形で朝市を継続して定着させ、地域の活性化につなげたい」と話した。

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