性別超えた活躍知って 美保南小 女性4人招き講演会

 鳥取県は、性別にかかわらず誰でも活躍できる将来を子どもたちに考えてもらおうと、さまざまな分野で活躍する女性を招いた講演会を鳥取市宮長の美保南小で開いた。建築士や弁護士、消防士など県内で働く女性4人が講師となり、仕事の内容や働く上での思いを話した。

 岩美消防署に勤務する消防士の居川凛さん(23)は、消防学校での訓練の様子や日々の業務内容について紹介。男性のイメージが強い消防士だが「救急の現場では、傷病者から女性隊員がいてよかった、と言われることもある」と伝えた。

 講演を聞いた女子児童(12)は「真夏でも、暑い防火衣を着て活動していてすごい。(体力面など)男性に劣るところはあっても、人に寄り添うなど女性ができることがあると分かった」と笑顔で話した。

 居川さんは「救急の現場では女性が必要とされていることを知ってほしい」と力を込めた。

 同講座は県女性応援課が2021年から、県内の小学校~大学を対象に開いている。

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