鳥取砂丘西側(鳥取市浜坂)で2026年の開業を予定するリゾートホテルに、マリオット・インターナショナル(米国)の最高級ブランド「ラグジュアリーコレクション」の誘致が決まった。海外の富裕層の誘客が見込まれ、砂丘周辺の観光事業者らは、波及効果も含めて歓迎。五つ星ホテルの進出が、人材不足や繁忙期のオーバーツーリズムなど、砂丘観光が抱える課題解決の糸口になることに期待を寄せる。
鳥取砂丘砂の美術館の松尾真司統括マネジャーは「砂像は言語を問わず鳥取の魅力を感じてもらえる。来た人がSNSで世界に発信することでさらなる誘客にもつながる」と期待。「砂丘周辺の連携強化の機運が高まるきっかけにもなる。砂丘一体でもてなすプランを考えたい」と意気込む。