絵画や立体作品16点が並ぶ 倉吉で砂丘社展

 倉吉市宮川町のコミュニティプラザ百花堂で1日、「砂丘社」展が始まった。絵画や立体作品などが並び、美術愛好家の目を楽しませている。7日まで。

 砂丘社は、1920年に高校教諭だった中井金三を中心に立ち上げた美術団体「東伯画会」が前身。活動が途切れたこともあったが88年に再興し、現在は絵画を中心に活動している。

 今展には、会員9人が16点を出品。足立純子さんの「迷路のわすれもの」は、99年に描いていた作品の上にこれまでの迷いなどを塗り重ねた。山田和之さんは海を背景に砂山の前でかがむ男性の姿を、坂野真人さんは靴や果物の静物画を描いた。

 足立さんは「抽象的な表現や考えさせられる作品など、いろんな作品がある。多くの人に見てほしい」と来場を呼びかけた。

 同展は23~29日、鳥取市南隈のコミュニティプラザ百花堂でも開かれる。

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