わらべ歌世界観生き生きと表す 本紙連載の白岡さん挿絵 気高図書館で原画展

 1979年に日本海新聞で連載された記事「続・因幡のわらべ唄」の挿絵を担当した日本画家、白岡文江さんの原画展が、鳥取市気高町北浜3丁目の気高図書館で開かれている。わらべ歌の世界観を生き生きと表した挿絵の原画48点が並び、来場者の目を引いている。10日まで。

 連載した全99編のうち、40編を冊子にまとめて今夏に刊行した「児童書を楽しむ会・つくしんぼ」(山田節子代表)が主催。原画がほとんどそのままの状態で残されていることを知り、より多くの人に見てもらおうと企画した。

 会場には「縄とびうた」や「盆踊り」などの挿絵が当時の新聞記事とともに展示されている。そのほか、白岡さんが手がけた絵はがきも数点出品した。

 同会事務局の池本紀子さんは「挿絵が文章に広がりを与えている印象を受けた。絵の引きつける力を感じてほしい」と話した。

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