人を魅了する技法光る130点 米子高島屋で7代加藤幸兵衛展

 岐阜県多治見市の幸兵衛窯7代当主加藤幸兵衛氏による「シルクロードの陶華 七代加藤幸兵衛展」が8日、米子市角盤町1丁目のJU米子高島屋4階美術サロンで始まった。水の流れを表現した美しい色合いの三彩や、玉虫色に輝くラスター彩など作品約130点訪れた人を魅了している。13日まで。

 会場には優美な色合いのむらさき銹彩や淡青釉の茶わんや香炉など、7代目独自の技法が光る作品が並ぶ。6代当主で父の故・加藤卓男氏と復元に成功した古代ペルシャの幻の陶器、ラスター彩も展示。見る角度によって変わる七色の輝きが目を引いている。

 担当者は「さまざまな色に見える独特の輝きを楽しんでほしい」と来場を呼びかけた。10~12日には加藤氏が在廊する。

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