金属加工の清水(鳥取市古海、清水昭生社長)は、近隣の大正小学校が創立150周年を迎えたことを記念し式幕を寄贈した。同社は古海地区に事務所を構え57年となり、「地域に支えられ、一緒に発展してきたことへの感謝の気持ち」と話している。
同校体育館であった贈呈式には全校児童が参加。奥谷健史校長は「卒業や入学など大切な儀式のとき、感謝の気持ちを持って使わせていただきたい」とあいさつした。
清水社長は、同校であった150周年式典の映像をプロジェクションマッピングで社屋に毎日投影していることや会社見学による校外学習の受け入れ、通学路を含めた清掃活動など大正小と関わり深い地域での取り組みを紹介した。
児童を代表し、6年の酒本陽仁さんが清水社長から式幕の目録を受け取り、「この式幕に見守られ、卒業の日を迎えるのが今から楽しみ。これから大切に受け継いでいきます」と決意を述べた。