西部広域組合の旧灰溶融施設 計画通り解体へ 市場調査実施も 実現可能な提案なく

25年度着手、更地活用検討

  • 計画通り解体されることが決まった旧灰溶融施設「エコスラグセンター」=17日、伯耆町岸本

 鳥取県西部広域行政管理組合が管理する旧灰溶融施設「エコスラグセンター」(伯耆町岸本)について、サウンディング型市場調査の結果、実現可能な提案がなかったことから、同組合は当初の計画通り2025年度に解体撤去に着手することを決めた。解体撤去は26年度に完了する予定で、同組合は撤去後の土地活用を検討していく。

 同組合は解体撤去の計画を踏まえつつも、昨年11月から今年10月にかけて、民間事業者から活用方法の意見を募るサウンディング調査を実施。解体と両にらみで、活用方法を探った。2社から活用の提案はあったが、いずれも組合と2社が希望する施設の活用時期が合わず採用が見送られた。

 この結果、組合は当初の計画通り、来年度に解体設計や土壌汚染状況調査を実施。25年度から解体工事に着手することを決めた。

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