智頭町智頭の「ちえの森ちづ図書館」で、開館3周年を記念したイベントが26日に開かれる。当日はバルーンアートなどの催しがあり、関係者が来場を呼びかけている。午後1時半から同3時半まで。
「智恵(ちえ)と和の広がる図書館」として、2020年11月29日に開館。今年10月末時点で約15万人が来館し、蔵書数は6万3千冊に上る。智頭杉がふんだんに用いられ、町民お薦めの図書を紹介する「つながる本棚」や10代向けの「ティーンズコーナー」、交流スペースがあるほか、写真や絵画の連携展示やコンサートなど多世代が集い学べる拠点として定着している。
イベントは、図書館ボランティア「ちえの森応援隊」(徳永英太郎代表)が企画・運営。折り紙体験や絵本と音楽のおはなしライブ、バルーンアート、大道芸などのステージが繰り広げられるほか、絵本「はらぺこあおむし」の世界がフォトスポットで登場する。
同館の葉狩麻早子主任は「図書館が身近で気軽に通える場所として親しまれ大変うれしい。イベントを存分に楽しんで」と話した。