信楽焼の質感や温かさ感じて 米子で六代上田直方展

 信楽古来窯・六代上田直方さん(滋賀県甲賀市信楽町)の茶陶展「六代上田直方展」が米子市角盤町1丁目のJU米子高島屋4階美術サロンで開かれており、多くの美術ファンを楽しませている。

 会場には花入れ、茶わん、水指、香合など茶道具約100点が並ぶ。すべて信楽町の山で掘った土を使用し、手回しろくろによる作陶は厚みの加減が微妙な変化をもたらす。そのため作品は一点一点独特な仕上がりになっている。

 上田さんは「実際に手に取って信楽焼の質感や温かさ、存在感を味わってほしい」と来場を呼びかけた。最終日の27日まで作家本人が在廊する。

この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事