米子市米原のサービス付き高齢者向け住宅「シニアステージ米原」で、地域の小学生たちが、「パン屋」や「雑貨屋」などの一日店長となり、接客などを体験した。
小学生全学年を対象にビジネス体験などを実施している米子市のボランティアグループ「にじいろキッズよなご」(足立景子会長)の企画で、市内各地から9人が参加した。
シニアステージ米原は、ごはん処(どころ)なども併設しており、一般の方も利用できる複合施設で、子どもたちの経験値アップや、一般への施設周知も兼ねて年に数回イベントを実施している。
この日は、協力店舗16店が雑貨屋や綿菓子屋などを出店。子どもたちは、割り当てられた店舗の店長となり、接客や品出しなどをした。
初めて参加した福米東小3年の河津晴真君(9)は「初めは恥ずかしかったけど、お客さんがたくさん買いに来てくれてうれしかった」と話した。