電柱上救助の手順など確認 中電ネットワーク中部消防局と訓練

 鳥取中部ふるさと広域連合消防局と中国電力ネットワーク倉吉ネットワークセンターは、倉吉市国府の同社訓練場で柱上救助の合同訓練を行った。消防隊員や同社社員ら計約35人が参加し、初動対応や安全確保、救助器具の取り扱いなどを確認した。

 訓練は、作業員が高さ約10メートルの電柱の点検作業中に感電して意識を失い、宙づりになった想定で実施。参加者は声をかけ合い、ロープや滑車、3連はしごなどを使って要救助者に見立てた人形の救助に当たった。

 倉吉消防署特別救助隊の福井武瑠隊長(43)は「実際の現場に近い状況で訓練できてありがたい」と話し、同社の小畑誠所長(56)は「有事に備え、定期的に合同訓練を行うことで連携を深めたい」と気を引き締めた。

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