若桜町※米の氷ノ山自然ふれあい館響の森で6日、木の実などで今年の干支(えと)の辰(たつ)の置物を作るイベントが開かれた。親子連れが木のパーツをうまく組み合わせて自分だけの竜を作った。
例年、スノーシューハイクのイベントなどを実施する時期だが、施設周辺の積雪は同日現在数センチにとどまる。代替イベントとして、新年と自然を感じられる創作体験を企画した。
参加者は、施設周辺の植栽から落ちた木の実や枝を使った竜の創作に挑戦。輪切りにカットされた多様な木のパーツを手に取り、完成後のイメージを膨らまして、接着剤で思い思いにつなぎ合わせた。赤いナナカマドの実や紫色のムラサキシキブの実なども活用し竜の角や尾、背中の柄なども工夫を凝らしていった。
いとこと一緒に挑戦した美保南小6年の池内心絃(こいと)さん(12)は「体がかっこよく曲がるように組み立てていくのが楽しかった。玄関に飾りたい」と話した。
イベントは8日まで行われる。
※は券の刀が旧