第38回春の山陰民窯展 10日開幕 米子天満屋1万点販売

 鳥取、島根両県の窯元が一堂に集う「第38回春の山陰民窯展」(同実行委員会、新日本海新聞社主催)が10日、米子市西福原2丁目の米子天満屋で開幕する。山陰最大級の規模と歴史を誇る新春恒例イベントで、今年は鳥取11、島根24の35窯元と特別出展の木工芸1店が集まり、約1万点を展示販売する。22日まで。

 9日は会場入りした窯元らが作品を丁寧に陳列。多種多様な色と形をした湯飲みや皿、つぼ、花器などがずらりと並べられ、来場者を迎える準備が整えられた。安藤釉三実行委員長は「38回と長く続いたのは皆の協力のたまもの。今年も皆でお客さんをお待ちしているので、ぜひご来場いただければ」と呼びかけた。

 会期中は21日まで毎日午前11時にろくろ実演、午後2時にろくろ体験があり、土日午後1時には絵付け体験を実施。大とっくりや大杯の容量当てクイズが行われ、かもめ幼稚園(同市夜見町)の年長児の絵付け作品も展示される。

 10日限定で5千円以上購入した先着36人にめおと茶わんなどが進呈されるほか、11、17両日はチャリティーコーナー、12日は1950円コーナー、18日は千円均一コーナーが設けられる。

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