基礎体力低下続く 県内小中学生体力テスト 全国平均上回るも…

 スポーツ庁が公表した小学5年と中学2年を対象とした2023年度全国体力テストについて鳥取県教委は17日、詳細な結果を公表した。実技8項目を点数化した体力合計点は小5、中2とも向上し全国平均を上回った。一方、過去と比較すると、中学男女の「20メートルシャトルラン」、小5女子の「50メートル走」、小5男子の「握力」で過去最低を記録した。運動や生活に関する調査では、授業外での1週間の運動時間は減少し、スマートフォンなどの視聴時間が増加した。

 体力テストは、全国で4~7月に実施し、県内は小5=4450人、中2=4192人が参加した。

 体力合計点は、中学生は前年度に比べ0・17~0・40点上昇。全国順位は男子10位(前年度11位)女子10位(同13位)と前年度を上回った。小学生は0・13~0・66点上昇。全国順位は、男子10位(同13位)女子16位(同14位)と女子は前年度より下がったが、男女ともに全国で上位をキープした。

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