「日本海新聞ふるさと大賞2023」の琴浦町表彰式が25日、同町のまなびタウンとうはくで開かれ、地域貢献賞、スポーツ文化功労賞のそれぞれ1団体が表彰された。
地域貢献賞は、JR赤碕駅前ににぎわいを取り戻そうと、町役場分庁舎の駐車場でのビアガーデンや、同駅前道路での歩行者天国などを開催し地域活性化に取り組む「ほこてん商会実行委員会」(牧田卓也実行委員長、25人)が選ばれた。
スポーツ文化功労賞は、県中学総体の駅伝男子で28年ぶりに優勝し、全国中学校駅伝で31位と健闘。全国都道府県対抗男子駅伝では山本圭悟さんが区間5位の走りで、31位に貢献した「赤碕中駅伝部」(福木善夫監督、10人)に贈られた。
式には、福本まり子町長や日本海新聞販売店会の田子義則監事らが出席。福本町長が「受賞を契機に、さらに上を目指してグレードアップしてほしい」とエールを送り、賞状と副賞を手渡した。
同実行委は「地域を元気にしたいと頑張ってきた。今後も楽しいことをやりたい」、同駅伝部は「28年ぶりの優勝で、多くの支援をいただいた。賞を誇りに、今後もまい進したい」と抱負を述べた。