新感覚ボードゲーム楽しむ 大山町発祥「フォトマトペ大山」体験会

 大山町発祥のボードゲーム「フォトマトペ大山」の体験会が、同町古御堂の地域自主組織「かくわの郷庄内」で開かれ、地元住民が新感覚のボードゲームを楽しんだ。

 フォトマトペとは、「フォト(写真)」と「オノマトペ(擬音語や擬態語)」をかけた造語で、考案したのは、同町門前のシェア別荘兼シェアハウス「わたげ荘」のメンバー。

 「フォト」と「オノマトペ」のカードや大山を中心とした山陰全域を表す「大山ワールドマップ」などを使って声を出し合いながら遊ぶゲームで、体験会には、地元住民ら約20人が参加した。

 わたげ荘のメンバー6人が、ルールを説明。幼児から90代のお年寄りまで、幅広い年齢層の住民が、カラス天狗(てんぐ)の仕業で城に姿を変えられた「わたげジョー」の記憶を取り戻していくというストーリーのゲームを楽しんだ。

 参加した60代の女性は「若い人と一緒に楽しめてよかった。年齢関係なく楽しめるいい取り組みだと思う」と話した。

 フォトマトペ大山は、東京ビッグサイトで開催される国内最大級のアナログゲームイベント「ゲームマーケット」に3年連続で出展され、全国のプレーヤーからも高い評価を得ている。

 昨年クラウドファンディングで70万円を集め、希望する施設に無償でゲームを寄贈しており、かくわの郷庄内もその一つ。今回の体験会は同組織が運営する「かくわサロン」に合わせて実施された。

 わたげ荘を運営する佐々木正志さんは「大山町にはたくさんの地域自主組織があり活気を感じる。皆さん独自のフォトマトペを作ってみるのも楽しいのでは」と話した。

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