「日本海新聞ふるさと大賞２０２３」の岩美町表彰式が８日、同町浦富の町中央公民館で開かれ、地域貢献賞とスポーツ文化功労賞に、それぞれ１団体と個人１人が表彰された。
地域貢献賞は、玉手箱体操マイスター（２２人）が選ばれた。町オリジナル介護予防体操（玉手箱体操）を取り入れた、住民主体の体操サークルを町内各地で開催。高齢者の介護予防や健康づくりを通じて、地域活性化に貢献した。
スポーツ文化功労賞は、川口美恵子さん（６５）＝同町岩本＝が輝いた。県マスターズ水泳競技大会に出場し、２５メートル、５０メートル平泳ぎの６５～６９歳の部で優勝。５０歳前から水泳を始め、現在も週４回の練習に励んでいる。
表彰式には、長戸清町長や日本海新聞ふるさと創り事業団の田村雅人理事、地元の販売店所長らが出席。長戸町長が「マイスターは体操を広め健康づくりと生きがいにつなげ、川口さんは努力して優勝し、町民の励みになっている」とたたえた。
受賞者を代表し、玉手箱体操マイスターで、沓井親笑会サークル活動代表も務める吉村正紀さん（８３）＝同町岩本＝が「高齢者が元気でいきいきと暮らせるよう頑張ります」と謝辞を述べた。
