鳥取市の城北公民館写真教室の作品展が、同市片原1丁目の中電ふれあいホールで開かれ、工夫を凝らして撮影した作品が来場者を楽しませている。18日まで。
30~70代の受講生16人と、講師を務める二科会写真部会員の杉本雅美さんが各3点を出品した。夜の闇を背景に屋内からすりガラス越しのヤモリを狙った田中比奈子さんの「微光」や、電気スイッチを目鼻に見立て自分の影と重ね合わせた横山拓司さんの「FaceS」など個性豊かな作品が並ぶ。
杉本さんは「記録写真とはまた違った、アートとしての個々の表現を感じ取ってもらえればうれしい」と話した。