因幡万葉歴史館(鳥取市国府町町屋)のカルチャー教室に通う生徒らの作品展が同館で開かれ、俳句や短歌、竹細工など各教室による個性豊かな作品が会場を彩っている。31日まで。
同教室は2008年に開講し、現在は24講座で活動中。1年間の文化活動の成果を披露する場として毎年作品展を行っている。今展には、もの作りに関する12教室の生徒と講師約120人が出展した。
風景や動植物を描いた水彩画、涼やかで実用的なクラフトテープのバッグ、カラーフィルムを貼って作る華やかなグラスアートなど、約200点の力作がずらり。季節の行事や花がモチーフのつまみ細工は、色とりどりの髪飾りやかわいらしいウサギのひな人形などが目を引いている。
展示を担当した福田美由希さんは「教室で楽しみながら学んできたことが作品に表れている。1年間の集大成を見ていただけたら」と笑顔で話した。