鹿野城下町彩る風車 住民が恒例の製作作業

  • カラフルな風車を製作する岡田さん(右)と緑さん=15日、鳥取市鹿野町鹿野のしかの心

 鳥取市鹿野町の鹿野城下町では約35年前から、民家の格子戸にかわいらしい小さな風車が取りつけられ、風情のある町並みに彩りを添えている。風車は桜の開花に合わせて毎年この時季に作り替えられており、今年も住民らが協力して、恒例の製作作業に汗を流している。

 風車の設置を始めたのは、同町今市の岡田良平さん(90)、緑さん(83)夫妻。1943年の鳥取地震で亡くなった岡田さんの母親や大好きな古里への恩返しとして、城下町の情景を引き立たせることができる風車作りを思いついた。

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