倉吉市の県立倉吉総合看護専門学校(花木啓一校長)で5日、入学式が行われた。看護師と助産師を目指す計43人の新入生が門をくぐり、看護の道を目指して新たなスタートを切った。
式では、新入生一人一人の名前が読み上げられ、入学許可宣言をした花木校長が各学科で学ぶ意義を問いかけ「学校での勉強も重要だが、必要なのは豊かな人間性。在学中は多くの人と出会い、意識を高め合うかけがえのない時期にしてほしい」と激励した。
新入生を代表し、第2看護学科の大沢花さん(20)が「規律を守り、看護の知識と技術を習得する」と宣誓。在校生代表で学生自治会の浜端沙紀副会長(19)は「学科によって学習内容は異なるが、看護の道を目指すのは同じ。共に頑張ろう」と歓迎した。
同校は助産、第1・第2看護の3学科があり、修業年限は各学科ごとに1~3年となっている。