倉吉市の鳥取県立倉吉未来中心と県立鳥取二十世紀梨記念館なしっこ館の愛称が1日から、「エースパック未来中心」と「エースパックなしっこ館」になったことを受け18日、現地で看板の除幕式が開かれた。関係者らが出席し、新たな愛称でのスタートを祝った。
県は昨年10~11月、施設命名権(ネーミングライツ)を公募し、食品容器の開発・製造などを手がけるエースパック(大阪市)に決定。契約金額は両施設合わせて年間1320万円で、契約期間は2024年4月1日から3年間。
除幕式で、同社の広川信也社長は「施設名にある『未来』や『梨』という言葉は、持続可能性や豊かな食生活という観点で、弊社の事業テーマに合致した。国内外で注目される施設になることを願っている」とあいさつ。平井伸治知事は「文化や芸術、知、観光の拠点となる施設に新たな愛称が命名された。ええスペック(エースパック)の施設なので、末永く愛してほしい」と呼びかけた。
出席者が除幕し、看板が披露された。看板は縦1・5メートル、横4・2メートルで、エースパック未来中心の正面玄関に設置される。