倉吉市の鳥取短期大付属こども園で25日、こいのぼり掲揚式があった。園児らは教諭のかけ声に合わせて合唱し、訪れた参加者は子どもたちの健やかな成長を願った。
同市は毎年、5月5~11日を「こどもまんなか 児童福祉週間」とし、事業を展開している。
式には、3~5歳児の計86人が参加。快晴の下、園児らが黒のまごいや赤のひごいなどを掲げると、空高く舞い上がった。その後、童謡「こいのぼり」や園に古くからある歌「チクチク音頭」を元気よく歌った。
広田一恭市長は「皆さんが元気に大きく育つことを願っています」とあいさつし、記念品を贈呈。中嶋望結ちゃん(5)は「みんなでこいのぼりを揚げることができて楽しかった」と笑顔で話した。
こいのぼりは5月中旬ごろまで園内に掲げられる。