高校生が音楽に合わせて巨大な紙に筆を走らせる「第17回書道パフォーマンス甲子園」(28日、愛媛県四国中央市)に、鳥取城北高(鳥取市西品治)の書道部が5大会連続6度目の出場を決めた。悲願の初優勝から1年、今年のチームが取り組んでいるのは弘法大師・空海の「灌頂歴名(かんじょうれきめい)」のオマージュ。大切な人に対する感謝を古典のスタイルにのせ、2連覇に向けチーム一丸で挑む。
同大会は、12人以内でチームを組み、6分間の演技時間内に縦4メートル、横6メートルの紙に作品を完成させる。今年は32都府県から109校が応募し、鳥取城北高は中国ブロックを予選を1位で突破し本戦出場を決めた。