浜中文一「見ようによってはホラー、夏にぴったり」 舞台「ブラック・コメディ」主演

  •  「芝居はどこまでやっても分からない。だからこそ面白い」と話す浜中文一
  •  舞台「ブラック・コメディ」で主演する浜中文一

 俳優の浜中文一が、8月17~9月1日に東京都文京区の「IMM THEATER」で上演される舞台「ブラック・コメディ」で主演を務める。急な停電で窮地に陥った主人公が、何とかその場を収めようと奮闘するドタバタ劇。浜中は「見ようによってはホラーかも。夏にぴったりの作品です」とアピールする。

 演じるのは無名の彫刻家。ある夜、婚約者の父と大富豪の美術コレクターが同時に自宅アパートを訪れることになる。2人に見えを張るため、留守中の隣人宅から勝手に家具を拝借するが、そこで停電が発生。事態は思わぬ方向に転がっていく。

 物語の大半が「暗闇の中」という設定で展開するが、実際は明るい舞台の上で演じるため「会話のとき、うっかり相手の顔を見ないようにするのが意外に大変で」。共演者と息を合わせながら、暗闇ならではのハプニングを「面白おかしく演じていきたい」と話す。

 富と名誉、愛する人まで、あれもこれも手に入れようと欲張る主人公には「あまり共感できない」。自身は本当に興味のあること以外は「目もくれない」性格だという。今も考えているのは「ほぼ芝居のことだけ」と、仕事一筋を宣言した。

 昨年末に事務所を離れ、現在はフリ...

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