背筋も凍る怪談話 大山・明照寺 怪談師・神原さん語る

 大山町御来屋の地域自主組織「支え合いのまち御来屋」(薩摩浩会長)主催の納涼企画「御来屋怪談」が、御来屋の明照寺で開かれた。語りは、境港市を拠点に「妖怪の町の怪談師」として活躍している神原リカさんで、地域住民20人が参加した。

 ちょうちんの明かりがほのかに照らす暗い本堂に、不気味なBGMが流され、ムード満点。小泉八雲の怪談から始まり、神原さんが怪談師になるきっかけになった祖母の話やキツネに化かされた話など数々の怪談が語られた。

 途中から、外は強い雨が降り、稲光が走ると、怪談会の雰囲気がさらに盛り上がった。

 旧中山町から参加した岩本可恵さんは「お寺の雰囲気もあり臨場感がすごかった。暑かったけど背筋が凍る思いで涼しくなりました」と話した。

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