米子市を拠点に活動する男子中学生のバレーボールクラブチーム「TSエクシード」が14、15両日、大阪府立門真スポーツセンターで開かれる「第27回全国ヤングクラブ大会」に出場する。8月29日に小谷政美監督(59)と代表選手4人が市役所を訪れ、伊木隆司市長に活躍を誓った。
チームは鳥取県西部の中学校9校の1~3年生20人で構成。各地から選手が集まるため練習は週3回と限られるが、小谷監督は「選手の熱量はどこにも負けていない」と話す。
多彩な攻撃が持ち味で、6月に鳥取市青谷町で行われた県予選会では1セットも落とさず優勝。3年ぶり4度目となる全国大会の切符をつかんだ。
チームとして全国大会での勝利はまだなく、主将の市川飛羽さん(14)=東山中3年=は「残り少ない期間でも練習に励み、一致団結してまずは1勝を目指す」と力強く語った。
伊木市長は「日頃の練習の成果を発揮し、正々堂々プレーしてきてほしい。頑張ってください」とエールを送った。(黒阪友哉)