「ねんりんピックはばたけ鳥取2024」(10月19~22日)を成功させようと、鳥取県は14日、クリーンアップ大作戦「きれいな鳥取でおもてなし」を鳥取、倉吉、米子の3市で繰り広げた。参加者は公園や歩道、駅前広場などに落ちているごみを拾い集め、大会の参加選手や関係者を受け入れる環境美化の向上に汗を流した。
3人以内でチーム編成し、指定エリアで回収したごみの総量を競うゲーム形式で行われた。このうち、倉吉会場には30チーム82人がエントリーし、打吹公園椿(つばき)の平(なる)を主会場に実施した。
開会式で木本美喜中部総合事務所長が「きれいなまちで選手団を迎えましょう」とあいさつ。参加者は市役所や白壁土蔵群の周辺を歩いて回り、制限時間50分以内に落ちているプラスチックごみなどを見つけて拾い集め、きれいなまちづくりに一役買った。
北条小4年の中口創士郎さん(9)と弟の同小2年の凌太郎さん(8)は「ごみ拾いは楽しかった。大きなごみを見つけた。まちがきれいになったと思う」と満足そうたっだ。表彰式ではごみ約4キロで1位のチームに鳥取和牛、そのほか入賞チームには星空舞(ほしぞらまい)や特産品などが贈られた。
鳥取会場には232人、米子会場は112人がエントリーした。