鳥取市気高町内の事業者らが企画したにぎわい創出イベント「気多のマルシェ」(実行委主催)が15日、同町勝見のヤサホーパーク(浜村砂丘公園)で開かれた。キッチンカーや飲食、物販、ワークショップなど31店舗が出店し、多くの親子連れが楽しんだ。
同町内の事業者らでつくる町地域活性化委員会の実行委が主催した。「気多の市」の名称を昨年から「気多のマルシェ」に変え、今年で21回目となった。
焼きそばやおにぎり、焼き鳥、山菜おこわなどが味わえる屋台、昔ながらの射的やスマートボールに加え、今年は各種ワークショップが充実。eスポーツやギターとDJ体験、子ども向けのネイルチップ作りなど、さまざまな体験ブースが並んだ。
このうち、ひもを編んだり結んだりして模様を生み出す「マクラメ編み」体験では、子どもたちが丁寧にひもを組み合わせ30分ほどで小さなキーホルダーを完成させた。
倉吉市立河北小2年の村本莉音さん(7)は「難しかったけど紫と青のかわいいのができた。リュックサックに付けたい」と笑顔で話した。